「全国協議会」の規約を、全体像をイメージしていただく形で抄録として書き下しました。
実際の規約から条文形式を外し、抄録としています。
こどものまち全国協議会は一般的な団体と違って「協議体組織」なので、意思決定についても特殊な形になりがちで、私たちは評議員と運営委員を設けました。
一般の団体の理事のような役回りの評議員と、事務方の延長みたいな役回りの運営委員の2つの役員が位置いていて、さらに事務局員が設定されています。
基本的にはこれまで各地の方々が願い、時に働きかけてきたことがベースになっています。
それでは、以下が第1次規約の抄録です。
- 私たちの目的
▼それぞれの流儀を大切に ドイツの「ミニ・ミュンヘン」のあり方を参考にした「まち」も、それ以外の独自のルーツを持つ「まち」も、日本の各地でそれぞれの流儀で、多様に、豊かに出現してきた「こどものまち」の歩みを等しく応援します。
▼多様性を尊重して 全国100以上の主催団体を繋ぎ、それぞれの地域ならではの自由な解釈や、独自のやり方をいちばん大切にします。
▼共にはぐくむ関係を 会員同士がそれぞれの実践から学び合い、お互いに心地よい刺激を受けながら、子どもが主体となる「こどものまち」の質を共に高めていきます。
▼企業とのあたたかな協働 子どもたちが主体性や市民性を育む「社会教育」としての本質を守りつつ、プログラムを企業として提供する組織も「準会員(企業会員)」として歓迎し、協働の関係づくりを進めます。単なる一過性の職業体験の切り売りにしない「思い」は共通だと考えるからです。
- メンバー(会員)
▼正会員 各地で「こどものまち」を主催・運営する団体。
▼準会員(企業会員) プログラムを企業として、または有償で提供する組織(※賛助会員ではなく、共に活動をつくる仲間です)。
▼入会手続き 事務局が定める方法で行います(承認制ではなく、手続き後に事務局から運営委員へ報告します)。
- 地域ブロック
▼全国を12のブロックに分けます(別表参照)。
▼どのブロックに所属するかは、各団体の都合に合わせて自由に選ぶことができます。
- 役員と役割
▼運営委員(12名) 各ブロックから1名ずつ選ばれる代表者。任期は2年(再任OK、報酬なし)。運営委員の会議を「運営委員会」と呼び、活動の方針を決めます。会議に出られないときは、同じブロックの別の人が代理出席できます。
▼運営委員長(1名)& 副委員長(必要数) 運営委員の中から話し合いで選びます。
▼評議員(10名程度) 全国大会の開催を含めた「全国協議会としての1年間の活動」が、それぞれの設定したテーマに沿って上首尾に機能しているかを見守り、全国協議会に対して専門的なアドバイスを提供する立場です。任期は1年(辞退や交代の申し出がない限り自動で継続)。
▼評議員会座長(1名)& 副座長(0または必要数) 評議員の動きを取りまとめます。評議員の中から選びます。
▼事務局長(1名) 事務局のまとめ役。
▼各ブロック事務担当(12名) 各ブロックから1名ずつ選び、お金(財務)や広報などの実務を担当します。
▼事務局員 事務局長と、ブロック事務担当の中から有志で集まったメンバーで構成します。
- 全国大会・地方大会と代表者会議(集まりの場)
▼全国大会 年に1回、規模の大小を問わず、必ずオープンな対話の場として開催します。「子ども」「子育て」「こどものまち」などに類する他の全国・地方の交流行事との相乗り(コラボ)開催も可能です。
▼代表者会議 全国大会の中で開かれ、各正会員団体の代表者1名ずつが参加します。ここでルール(規約)の変更や、本体予算・会費の決定など、最高意思決定の場としての役割を果たします。
▼全体会議 全国大会の中で開かれ、誰でも自由に参加して討論を行ったり、評議員の発表を聞いたりするオープンな場です。
▼地方大会 各ブロックごとに開催することができます。メンバーから「やりたい」という発意(提案)があり、ブロック内で賛同されれば、ブロック代表者(運営委員)が招集して実行体制を作って開催します。ルールなどの決め事を決める場にしても、単なる楽しい集会・交流行事にしても自由です。
- 評議活動のサイクル(評議員の活動)
▼自分でテーマを選ぶ 評議員は3つの柱(①社会教育、②児童福祉、③児童の権利の啓発推進)をベースに、自ら評議テーマを自由に設定します(1人でもチームでもOK)。
▼当初の年の全国大会(表明) 各地の「こどものまち」の実態を見学・リサーチするなどして発表内容を定め、全国大会の全体会議で「このテーマで全国協議会の動きを見守ります」と表明します。
▼次の年の全国大会(報告) 翌年の全国大会の全体会議にて、そのテーマに基づく評議成果(全国協議会の活動に対する評価や提言)を口頭または紙面で報告します。
- 財務(お金の管理と運営会費)
▼本体予算 本会の運営に関わる本体予算は、代表者会議で定めて事務局が執行します。
▼運営会費 協議会を運営するための「会費の徴収」については、運営委員が別にしっかりと討議を重ねた上で、全国大会(代表者会議)において決定します。
▼大会予算と執行 全国大会の開催費用(大会予算)は、本体の運営予算とは別に切り離して定めます。大会ごとに個別の「実行委員会」を設けて、その実行委員会が責任を持って執行します。
【別表】12の地域ブロック(目安)
※所属は自由に選べます。
▼北海道
北海道
▼東北
青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島
▼東京北部・北関東
東京都北区、茨城、栃木、群馬、埼玉
▼東京東部・東関東
東京都城東7区(台東、墨田、江東、荒川、足立、葛飾、江戸川)、文京、千代田、中央、千葉
▼東京南部・南関東伊豆
東京都城南4区(品川、大田、目黒、世田谷)、神奈川、静岡(伊豆)
▼東京西部・甲信
東京都23区西部(渋谷、世田谷含む)〜多摩、山梨、長野
▼北陸
新潟、富山、石川、福井
▼東海
岐阜、静岡(伊豆除く)、愛知、三重
▼近畿・関西
滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山(※三重除く)
▼中国
鳥取、島根、岡山、広島、山口
▼四国
徳島、香川、愛媛、高知
▼九州・沖縄
福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄